昭和大学馬術部

部活紹介

 昭和5年、まだ昭和医学専門学校だった頃に本学馬術部が創設されました。一時は戦争により解散してしまいましたが、昭和42年に同好会として再出発し故高橋剛男先生を初代部長に迎え現在に至っております。現在は本学理事長である小口勝司先生が部長を務めて下さっており、来年度には就任20周年を迎えます。近年部員は約40名と多く、また医学部・歯学部・薬学部・保健医療学部の4学部合同で活動しております。平成18年には新しい厩舎も完成しました。5―8頭と多くの自馬を保持しており、そして充実した設備の中、私達は活動させて頂いております。
 本学は一年次が山梨県の富士吉田キャンパス、二年次以降は医・歯・薬学部が旗の台キャンパス,保健医療学部が横浜キャンパスで勉強しております。我々の活動する馬場は一年次のキャンパスである富士吉田にあります。なので平日は一年生が馬の管理を行い、週末に二年次以降の上級生が合流し活動するというスタイルをとっております。
 長期休暇には合宿を行い技術の研鑽に邁進しております。ゴールデンウィークにはGW合宿、夏休みには夏合宿,東医体合宿,歯学体合宿、冬休みには冬合宿、春休みには春合宿をと年間6回の合宿を行い、また必要に応じ強化練習期間などを設け集中的に乗り込みます。
 また、夏には本学馬場において全日本歯科学生馬術大会を開催させて頂いており、毎年盛況を博しております。同大会は通算26回を数え、参加校は10校を超え、年を重ねるごとに盛り上がりをみせております。近年は医歯薬リーグ以外からの参加校もあり、医歯薬学生を中心とした学生馬術の発展の一役を担う大会に成長しております。本年度からは新たに全日本薬科学生馬術大会も新設させて頂きました。
 山梨県の冬は大変厳しいです。富士吉田もその例外ではなく12月の末からは馬場が凍り、馬の管理が難しくなります。そこでこの期間には乗馬クラブに馬を預託させて頂き、吉田を離れ預託先にて活動をしております。そして新入生が入ってくる4月に再び、馬を吉田に戻します。こうしてまた新しい1年が始まります…。
 我が部は平成18年より3年連続でベストスクールに選出されております。またその他の試合でも数々の優勝杯を手にしております。特筆すべきは全日本医歯薬学生馬術新人戦です。この試合に於いては本学は前人未到の6連覇中です。これは選手層が厚く、また新人教育に重きを置く我が部の方針によるものであると自負しております。
 我が部の目標は、卒業後医療業界に飛び立ち更なる活躍をする為にも社会性を身に付け礼節を弁えた真のホースマンの育成に努め、試合に関しては医歯薬完全制覇,東医体優勝を目指し、実現することです。
                                             平成22年度主将 桑原

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